キャロットクラブ(以下キャロット)の出資候補を検討しました。

といっても検討を始めた時点でほぼ全て満口になっていたので、残口のあった馬から探しただけです。

そしてその馬も検討中に満口になってしまいました。

せっかく検討したので、その足跡だけでも残しておきます。

キュンメル 12,000千円 @30,000円

2014/04/19生 父ゴールドアリュール 母ティフィン 母父トワイニング

【魅力を感じたところ】

現在の日本競馬で勢いのあるキャロットの馬。白老ファーム産なので生粋のキャロット馬と言えるかは意見の分かれる所ですが、クラブが勝ち上がりに全力を挙げている姿勢は大いに魅力です。

ダートで活躍の期待できるゴールドアリュール産駒。BMSはノンコノユメの活躍で注目を集めているトワイニングでダート路線で頑張る馬を作りましたという生産者のメッセージが明確である点。


【気になるところ】

Nureiev、El Glan Senorが持つスピード、スタミナを生かし切れていない。そして成長力が足りないような印象を受け、3歳後半以降にも勝負できるか不安です。

同父産駒のコパノリッキーはSwaps~Khaled有効に生かし、ほかにもキュンメルではクロスしなかったスピードの血がクロスし、更に米系の血の生かし方も良く、キュンメルの数段上を行く配合です。

キュンメルはコパノリッキーの数段落ちの配合となれば、どれだけ勝ち星を挙げられるのか見込みが立ちません。

美浦の上原厩舎が管理するとの事で、師の預託馬数から考えると安馬のキュンメルを真剣に鍛えてくれるか疑問を抱きました。

【適性】

米系と主導の結合が弱いので芝で走る可能性が。距離はスタミナ不足だがスピードも中途半端なのでマイル前後でしょうか。