こんにちは。今回は2021年サマーセール上場馬の中で、血統が面白そうな馬をピックアップしました。
上場馬の一部しかチェックできていませんが、宜しければ参考にして下さい。

並びは父馬名の50音順によります。

1358キスミーソフトリーの20 父アンライバルド
Turn-ToのスピードとBlandford系のスタミナで能力を形成し、Northern Dancerで全体をまとめる配合。
母内5代目に2つ存するAphonia内のRough ShodとPerfumeがクロスし、それらがLavendulaを通じてTurn-Toに取り込まれている点が見どころ。
母及びその兄弟はダートを使われていが、本馬は芝中距離に適正がある。幼い馬体をしているので、体の成長がカギを握る。

193ヴィエナトウショウの20 父ヴァンセンヌ
NearcticとNearcoでBMSのWild Againを強調。Nasrullahの影響を抑えられなかったのは残念だが、父内スティールハートのスピードを引きだしている。
芝ダ兼用の短距離馬。中央地方どちらでも通用しそう。

496エイシンダイヤの20 父エイシンフラッシュ
待望の父×ドイツ系繁殖牝馬の仔。Allegretta3×4で全体をまとめた配合。エイシンフラッシュの配合はRaise a Nativeとドイツ系を同時に活かさないといけない難点があり、それが産駒に恵まれない要因と考えられる。本馬もドイツ系は十分活かしているがRaise a Nativeの米系が眠った状態になっている。
適正は芝中距離以上だが最終的にはダート短距離を使われるだろう。ドイツ系でまとめた希少性の高い馬なので注目したい。

216エンジェルウィングの20 父ディスクリートキャット
前面にStorm Cat3×4クロスを作り、そこにNative Dancer、Nasrullah等のスピード系クロスを詰め込んだ配合。仕上げやすく堅実に走ってくれそう。
中央地方兼用のダート短距離馬。成長力も秘めている。

88ファビラスタイムの20 父ビッグアーサー
Northern Dancerで全体をまとめ、Native DancerとNasrullahのスピードを加えた配合。シンプルだがバランスが取れていて、仕上げやすく堅実に走ってくれそう。
芝ダート兼用かつ中央ダートどちらでも戦える短距離馬。クラスが上がればダートがベター。

以上になります。
全頭目を通したかった