こんにちは。

2024年4月23日に開かれるJRAブリーズアップセールに上場される2歳馬の中で、落札価格次第では購買妙味のありそうな馬をピックアップしました。馬名左の数字は上場番号です。

14スカイブルーダイヤの22 牡 父ブリックスアンドモルタル 母父ロードカナロア 

兄姉
3番仔。兄姉に中央勝ち馬なし。

血統
Storm Cat3×4で全体をまとめる。母母テイラーバートン内トニービンとノーザンテーストがStorm Catの血とうまく結合し、血統全体のまとまりを良くしている。

適性
ダート短距離。デビューは遅くないが古馬になっても成長が期待できそう。




26ソルダテッサの22 牡 父サトノクラウン 母父フレンチデピュティ

兄姉
6番仔。半姉エールミネルヴァ(父アメリカンペイトリオット)は中央芝とダートでそれぞれ1勝ずつ挙げる。

血統
Northern Dancerがまとめ役となり、ここにBlushing Groomが持つスピード血とBold Ruler、Mr. Prospectorのスピードが加わった。シンプルに米系のスピードを強調した点が魅力。ダービー馬タスティエーラとは異なる血統構成。

適性
ダート中距離。古馬になっても成長する余地がありそう。





39ウンベラータの22 牡 父ミスターメロディ 母父アグネスタキオン

兄姉
4番仔。兄姉に中央勝ち馬なし。

血統
Northern Dancerで全体をまとめ、Bold Ruler、Raise a Native、Intentionallyといった米系のスピードを加えた配合。シンプルだが複数のスピードの血を取り込んだ点が魅力。

適性
ダート短距離。兄姉の活躍を見ると中央より地方ダートで良さを発揮するタイプか。
父父Scat Daddyを生かしているので、ダート中距離をこなす余地はありそう。
古馬になって本領発揮する晩成型。




50ラフォリアの22 牝 父ノーブルミッション 母父マンハッタンカフェ

兄姉
2番仔。半姉フミソニック(父サトノクラウン)は芝中距離を3戦して二桁着順が2回ある。

血統
Danzig4×6で全体をまとめ、そこに米系の血やFair Trialのスピードを取り込む構成。
活かし方は不十分だが、Prince JohnやLalunといったスタミナや成長力に通じる血が能力参加している。またドイツ系の血もクロスし、隙の無い配合となっている。

適性
本質的には芝中距離が合うと思われるが、芝ダート問わず1400m辺りが活躍の場になりそう。
本馬はかなり晩成傾向にあるので、地方競馬で気長に走らせるのも1つの考え方か。